吉富瓦ができるまで
1. 原土処理
まずは原料の不純物を取り除きます。
様々な原料を混ぜ合わせ、練りほぐしながら、瓦製造に最適なきめの細かい原料を作っていきます。
2. 成形工程
原土処理された粘土は土練機に通されます。
土練機から練り出された荒地(あらじ)と呼ばれる板状原料をプレス機で瓦の形に成形し、形を整えます。
3. 乾燥工程
成型された瓦を乾燥室で乾燥させていきます。しっかりと乾燥させることで、強度の強い瓦を作ることができます。
4. 施釉工程
瓦に色を付けるため釉薬(ゆうやく)を付けます。
均一な色を出す場合は機械で行い、色むらを作る場合は一枚一枚手作業で行なっていきます。
5. 焼成工程
釉薬が乾燥した瓦を台車にのせ1250℃の高温で焼き上げます。高温で焼き締めるので寒冷地でも耐える、堅い瓦になります。
6. 検品梱包
焼成された瓦はしっかり検品されます。当社の厳しい基準を満たした瓦のみが製品として納品されます。